うつ  一歩進んで二歩さがる。それでも進んでる!

「震災・・・」

 ドラマで3.11の震災を扱っていました。みなさんは「震災」と聞いて何を初めに思い出しますか?私は、1995年の神戸のあの震災です。なぜといえば恐ろしい災害だという記憶、そしてボランティアとして現地でその悲惨さを目に当たりにしたからだと思います。ではなぜ身近な記憶であるあの「3.11の震災」を初めに思い出さないのか?

 当時、療養中の私はあの日「3.11」から四六時中テレビを見ていました。見続けていました。何回も、何回もあの悲惨なニュースを、映像を見続けました。でもどうしてもだめでした。だめだったのです。

                 「人ごと・・・。」

 だったのです。悲しい出来事・悲惨な出来事・不条理な出来事・・いろいろな感情がありました。でもどこかで「他人事」だった・・。人のことより自分のこと、自分が大事だった。ひとのことを思いやる心がまったくなかった。病気だからといえばそれまでだけれど・・。

             「あの時たしかに私の心は病んでいた。」 

あの頃の自分が本当に嫌だ。

あの震災は、私にとっても本当に悲しい出来事であり悲しい思い出です。

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