うつ  一歩進んで二歩さがる。それでも進んでる!

「未来予想図・・」

 いよいよ次回で半沢直樹は最終回です。近藤は、銀行の不正融資を正そうと銀行に書類を提出しようとしたところで止めました。不正をした張本人である銀行常務から「銀行と好きなポストへの復帰」を交換条件として・・。まぁ、次週の近藤は、土壇場で半沢と共に銀行内の不正を暴き、常務は失脚、頭取の力により近藤も無事銀行へ「復帰。」となることは誰でも容易に想像がつくところだと思います。
 近藤の判断を覆させたのは、常務の「家族のためにそのほうがいいだろう?」でした。彼は、不正を暴こうとしたための北海道への転勤をまた命じられました。北海道の土地が悪いという話ではなく、度重なる短い期間での転勤はどれだけ家族に負担を強いるのか・・。ましてや自分の「生き方。」を貫くために家族に負担を背負わせてしまった。
 私は、彼の身になって考えればその選択も「あり。」だと思います。私も療養中に家族に迷惑のかけっぱなしでしたから気持ちは十分に理解できます。それにまた、元の職場と実力が認められる場へと帰られるわけですから・・。それと引き換えに、彼としてみれば

家族のために仲間を裏切ったという自責の念を負いながら生きていく・・。それも家族のため。ということになるのでしょうか。

 少々感情移入し過ぎたドラマではありましたが、それほどおもしろい作品でした。

 私は、職場復帰したときには多くの後輩に追い越されていました。そしてもう今のポジションから動くことはないかもしれません。

ドラマの中の話とはいえ、せめて近藤にはハッピーエンドで終わってくれと願うばかりです。

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