うつ  一歩進んで二歩さがる。それでも進んでる!

『人にものを教えるということ。』

 昨日の出来事です。私は、テレビを背にパソコンである文章を作成していました。テレビから何やら「怒っている。」声が耳に入ってきました。「何か言い争っているんなぁ・・。」と思いながらもさほど気にも留めてなかったのですが、言い争いがひどくなっていくので作業を止めテレビに顔を向けました。この番組は、あるテーマに沿って『タレント・芸能人?』が先生役となり、教室に集まった生徒役の方々にそのテーマについて持論を話すという番組です。(私の勝手な解釈ですが、おおむねこれで合っているかと思いますが・・。)
 私は、きちんとこの番組を初めから見ていないので、これからの話しは私の憶測が多分に入りますのでご承知おきください。どうやら怒っているこの方(彼?彼女?)は、生徒役側の方に何か言われたのがそうとう腹が立ったようです。「黙れ!」「帰れ!」の一点張りで生徒側の方の「お願いです。私の言う事を最後まで聞いてください!」の聞く耳など一切ありません。聞こえるのは、怒声・罵声でした。やがて二人の醜い言い争いになっていきました。私は、子供と見ていたのでとっさに考えました。

『世の中には、こういう人もいる。それを見せるべきか?否か?』

 数秒考えた後「チャンネルを変えなさい。」と支持しました。

 久々にとても不愉快な気分になりました。この方が何を言われたのかは知れません。どんなひどい事を言われたのかは知りません。(どうやら「女でもないくせに女の気持ちがわかるのか?」と言われたみたいですね・・。ネットのネタなので真実はわかりません。)
 この番組は、セットが教室になっており教壇の上から持論を話すという流れになっております。だから、人にものを教える立場の者が、たとえ自分の主張が通らない、受け入れられない、自分の想いが通じないからといって『黙れ・帰れ』では・・。トホホです。これも私の勝手な持論であり、この方がどんな考えで話されたのは当然わかりません。ただ、この番組のセットと番組の構成上からこういう感想を私は持ちました。

 そこで私が学んだ事

 ・人にものを教えるとういこと(自分の意志を伝える)は、本当に難しいこと。あの、『今でしょ!』の林先生でさえ、自分の思いはほとんど人には伝えられないと言っていました。
 
・たかだかテレビ番組ひとつに心を乱してしまったこと、平常心でいられなかったこと、怒ってしまったこと、怒りを持続してしまったこと。自分は本当にまだまだだと思い、それを気づかせてくれたこの方に感謝しました。

おまけ
 この番組の収録自体が7時間あったそうで、それを無理やり1時間にしたのだから当然そこには無理があり、視聴者には両者の本当の想いが伝わらない部分も多々あるでしょう。
 あと、この番組のいつもおこるいい争い自体が『やらせ』という下世話な話もありますが、それはなしということで話させていただきました。それを言い出したら何も見られなくなっちゃいますから・・。

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