『みんなの幸せ』
NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』でのお話です。主人公「め似子(杏さん)」は、夫と義理の母、義理の姉、義理の妹と暮らしています。義姉からのいわゆる「いじめ」にも持ち前の明るさで、なんとかやりくりして頑張っています。そんな中、義妹に義姉が縁談話を持ってきました。「いいとこのボンボンだから。」と義姉は乗り気満々ですが、妹はまだ16歳で自分では決めかねています。義母は、「あなたと義妹が仲良くしているからそれが気に食わなくて引き離そうとしているのよ。」と不安をあおります。姉にはなかなか逆らえない義妹の性格を知っているめ似子は、義妹のことを案じ自分の料理の師匠の元へと相談に出かけます。いきさつを話し不安を打ち明けた後、こう言います。
「妹が幸せじゃないと私が幸せじゃないの。」
師匠は、
「なんで妹が幸せじゃないとあなたが幸せじゃないの?」と返します。
すると、め似子は、
「妹が幸せになると夫が幸せになるの、夫の幸せを見ると私が幸せになるの。」と・・。
それを聞いた先生は「いい話だ。」と泣いてしまいます。
私は、これをみんなが想えば「戦争なんかこの世から無くなるのだろうなぁ・・。」と思いました。自分の幸せを思い、家族の幸せを思い、世間の人々の幸も願えば・・。
言うことは簡単で、何一つ口ばかりで実行できていない私です。今日も反省です。
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